ほつれ止め液、手芸ボンド、木工用ボンドの違い
手芸ボンドとほつれ止め液はダイソーで購入したものです。
手芸用品店や他の100円ショップでも売っているので、使い勝手は少々違う可能性はあります。
まず、手芸ボンドと木工用ボンドの成分はほとんど同じで、実際使った感じも似たようなものです。
手芸ボンドの成分
酢酸ビニール重合体49% 水分45% エチレングリコール3.5% フタル酸ジーnプチル2.5%
木工用ボンドの成分
酢酸ビニル樹脂41% 水分59%
対して、ほつれ止め液の成分は
水、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ナイロン樹脂
となってます。
おそらく、ナイロン樹脂をひたすら薄めたものです。
酢酸ビニルかナイロン樹脂かの違いですね。
使った感じは、手芸ボンドは木工用ボンドという感じで、乾燥後に硬く透明になります。
そのため、目立つ箇所には向きません。
ただし、目立たない場所であれば、ガッチリ固定されるので、見えなくなる場所ならガンガン使えます。
粘性が高いので、塗りたくる必要があります。
ほつれ止め液は、固定力は手芸ボンドに比べると劣ります。
しかし、目立たないという利点があります。
手芸ボンドと違って、目立つ場所でも使えます。
ほつれ止め液はさらさらしているので、厚めの生地でも、奥まで浸透していきます。
紐をカットすると、右側のようにカットした時点で端がほつれてしまう場合があります。
ここから手芸ボンドで端をキレイにしようとしても、手芸ボンドの粘性が高くて余計にぐちゃぐちゃにしてしまう恐れがあります。
それを防止するために、カットする前にあらかじめほつれ止め液を縫っておきます。
ほつれ止め液が乾燥後にカットすると、左側のように切り口がスパッとキレイになります。
カットした後だけではなく、カットする場所がほつれるなら、カット前に使ってもOKということです。