蛙星商会

蛙星商会と命名していますが何も販売してません。走って作っての趣味ブログです。

UVレジンの中で葉っぱを丸める方法(課題あり)

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画像のように、UVレジンの中で葉っぱを丸める方法を紹介します。ただし、まだ課題があります。

準備するものとして、複数サイズの球形が作れるシリコン型が必要となります。

まずは、普通に小さめの球形をUVレジンで作りましょう。
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ここに、近所の公園などで見つけてきた葉っぱをUVレジンで張り付けるように固定します。
全体を一度に張り付ける必要はないので、少しずつでよいので固定しましょう。
ここで大事なのは、球形レジンと葉っぱの間に隙間を作らないことです。隙間があると、後工程で気泡が入る要因となります。
葉っぱが球形レジンにうまく馴染まず隙間ができた場合は、この段階で隙間にレジンを入れておきます。
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次に先に作った球形レジンよりも、大きいシリコン型に一割ぐらいレジンを入れて固めます。
これでゲタを履かせるわけです。そこへ、葉っぱ付きのUVレジンを入れて、大きめの球形の中に小さめの球形が入った二重構造とします。
小さい球形とシリコン型の隙間にレジンを流しこんでいきます。
ここで細かい気泡が入るとほぼ取り除くことはできませんので、注意してと言いたいところですが、どう注意すれば良いのか解をもっていないので、ある程度はあきらめます。
ただし、大きい気泡は論外なので、抜いてしまいます。
大きい気泡を抜くには、シリコン型を押して空気を押し出します。UVレジンをシリコン型いっぱいまで入っている状態でシリコン型を押すとレジンがあふれてしまうので、大きい気泡のチェックはレジンを7割から8割ぐらいまで入れた時に行います。
出来上がりがこれです。
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最初に書いた課題はここから登場します。
8時間ほど経過したのがこちらです。
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何ヵ所か葉っぱの表面が白くなっているのが分かると思います。
これは時間の経過により、葉っぱの水分が抜けて、微妙に小さくなり葉っぱの表面とレジンの間に空気が入ったものと思われます。
何個か作ってみましたが、同じ結果になりました。

これが葉っぱ全体にできるのであれば、それはそういうものとして、カッコいいのですが、一部白くならない部分があります。