ランニングシューズ 無敵追記
数日前にランニングシューズの無敵について書いたのですが、記事を公開してから、書き足りない部分が出てきたので追記します。
こうならないために書き溜めていたのですが、なかなか上手くいかないものです。
別記事で何度か書いているのですが、無敵はソールの薄さが災いして、炎天下のアスファルトを走ると、足裏が焼けるように熱くなります。
特にソールがすり減っていると、たまったもんじゃありません。
よって、夏の日中は使用を控えるべきです。
オーストラリアの人たちは、足の裏の皮が厚くて裸足で外出しても平気らしいので、彼らに負けないぐらいの足をしていない限りは無理しない方がいいでしょう。
ランニングシューズは同じものを毎日履くとクッションがへたってくるので、複数のシューズをローテーションして履くべきだと言われています。
しかし、無敵シューズにはこれはあてはまりません。
なぜなら、最初からクッション性がないためです。
へたるようなクッションはないため、毎日履いても何ら問題ありません。
へたるクッションがない弊害もあります。
それは、小石を踏むとその場で飛び上がるほど痛いことです。
石の大きさや踏んだ位置、ソールの減り具合にもよるのですが、比喩ではなく、その場で真上に跳ねたことが何度かあります。油断していて何度変な声を上げてしまいそうになったやら。
小石だけではなく、アスファルトがガリガリに荒れていたりすると最悪です。まともに走れたもんじゃありません。そのため、知らないコースを走るのは結構リスキーです。
レース用のシューズではないため、レースで履く人は少ないと思いますが、路面状況の分からないレースで履くのはお勧めしません。
これは結構重要なのですが、無敵は足の爪に優しいです。
ランナーなら足の爪の下に血がたまってやがては爪が剥がれた経験をした人が多いと思います。
人によっては、フルマラソンを走る度に爪を何枚か犠牲にしているかと思います。
「ランニング」「足の爪」で調べると、シューズがキツイのが原因と、シューズが緩いのが原因と両極端な意見が出てきます。
私の考えは、シューズの中で足が動いてしまい、爪が何度もシューズにぶつかったり、圧力がかかったりするのが原因だと思っています。
着地時にブレーキのかからない走り方を身に付ければ、爪へのダメージは軽減できると思います。
で、無敵シューズなのですが、足袋状になっており、親指と人差し指の間の分かれ目がストッパーとなり、足の爪がシューズのつま先にぶつかることを防いでくれます。その結果、シューズの中で足が前後に動いても、爪はどこかにぶつかることはありません。
これは私の足のサイズが丁度良かっただけで、足の指が長い人だと当てはまらない可能性があります。
親指と人差し指の間が痛くなりそうな気もするのですが、私が使った限りでは、その場所が痛くなったことは一度もありません。
また、一般的なシューズはつま先はアッパー部分よりも固めに作られており、指が上下に自由に動くようにはなっていません。
対して無敵は指が自由に動くというのは言い過ぎですが、上下に動かしてもさほど不自由には感じません。これも、爪へのダメージ軽減に役立っていると思います。
普通のシューズのインソールを加工して、親指と人差し指の間に棒を立てて爪に優しいインソールが出来ないかと考えていたことがあります。