AJPN フィギュアの固定方法
撮影する際には、フィギュアを固定する必要があります。
私が使っているのは、ドクロマンプラスという小さなヤツなのですが、こいつを椅子に座らせようとすると、どうにも安定感がありません。
まずドクロマンプラスは座る場合、腰骨の三点で接地します。
ピントが合っていないのですが、赤丸の箇所です。
通常は三点あれば、安定するのですが、太ももが椅子の座面に当たると、この三点支持が崩れるのです。
とりあえず面で接地させたいので、使用するのがこちら。
100円ショップで買った粘着タックというもので、練り消しに近い感じのものです。
練り消しのように伸びたりはしないですが、簡単に変形して粘着力があります。
ただし、粘着力はそれほど強くありません。
姿勢を安定させる補助には役立ちます。
そこで追加で使用するのが、こちら。
テーピングテープの伸びるタイプです。
こいつは結構優秀で、粘着力は程よくあり、凸凹した面でもひっつきます。
なにせ、人肌に貼り付けるものです。肌は凸凹していたり、毛が生えていたり、水分や油分があったり、皮膚の伸び縮みするのです。
そこに貼れるのだから、色んなものに貼り付けられます。
この伸びるというのが、使い勝手が良いのです。
多少適当に貼っても、伸ばして調整ができます。
当然、見えない場所にしか貼れませんけどね。
椅子に固定すると、こんな感じになります。
テーピングのせいか、病人が動けないように固定されているように見えます。
テーピングテープでの固定は、小さいサイズだから使える手法で、大きい(重い)ものには使えないかもしれません。
さらに、椅子を床に固定します。
椅子の足に0.5ミリの穴を開けており、同径のまち針で床に固定します。
この際、一点ではなく、二点以上で固定するようにします。
なぜかというと、一点では、そこを軸に回転してしまうためです。
こういう準備をやって、撮影に入れます。