蛙星商会

蛙星商会と命名していますが何も販売してません。走って作っての趣味ブログです。

鶏卵素麺

福岡出張に行った際に会社の人に「コレ買ってきて」と言われて買ってきたものです。
博多のそこそこ有名なお土産らしいのですが、こんなものがあるというのを初めて知りました。
画像右の小さいのが、鶏卵素麺です。左も近々食べてみます。
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私の買ってきたのは「切り出し」と呼ばれるもので、例えるならカステラの切り落としやパンの耳みたいな部位で、本来の製品で出た余りを販売しているようです。
まるで、スーパーのお惣菜パックのような容器に入っています。
切り出しではない本来の商品はもっと上品な見た目をしており、高貴な雰囲気をまとっています。

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開けてびっくりしたのは目に痛いオレンジ色をしていたことです。
缶詰のミカンかよ!ってぐらいに派手な色をしています。人造ミカンを作ろうとして形状整形に失敗したように見えなくもないです。
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原材料はシンプルに「卵」「砂糖」だけ。
こういう潔いスタンスは大好きです。

何が素麺なのかというと、素麺のように細い糸状になっているのでそのように呼ばれているのでしょう。
私の買ったものは、端部分なので素麺っぽさが失われていますね。

味はというと、めっちゃ甘い。
小さな欠片ではさほど甘くないのですが、大き目のものを噛むと甘みがジュワっと出てきます。
そして卵の黄身の風味がするので、卵たっぷりプリンっぽさも感じます。
15年ぐらい前だったら「うめ~」と言いながらバクバク食べることができたのですが、最近甘いものをバクバク食べられなくなってきました。

食べる前は茹でていない素麺のような硬いイメージがあったのですが、この鶏卵素麺は柔らかかったです。


基本的には贈答用の品ですね。
甘さゆえに送る相手を選ぶので、相手の嗜好リサーチは必須です。
当然贈る場合は私のような切り出しではなく、ちゃんとした部分を買いましょう。
私の主観では紅茶に合わせるのがよいので、手土産として持っていくのであれば、先方に紅茶をお願いしましょう。
でも一番合う飲み物は牛乳じゃないでしょうか。卵の黄身と牛乳が合わないわけありません。お子ちゃまと言われようが牛乳と合わせるべきだと思います。(試してませんけどね)

甘すぎるので貰っても若干困るのですが、珍しい食べ物なのでお土産に買っていけば話のネタになると思います。


品名:鶏卵素麺(切り出し)
原材料名:卵・砂糖
製造者:松屋利右衛門
入手場所:博多駅のお土産やさん
購入金額:500~600円だったと思います。