蛙星商会

蛙星商会と命名していますが何も販売してません。走って作っての趣味ブログです。

ランニングフォームの改善は歩きながら可能か?

最近、平日の練習時間が取れないので、歩きながらフォーム改善できるのか実践しつつ、掲題の件について考えてみました。

一般的には、ランとウォークのフォームは違うので、頑張って歩くフォームを改善しても、効果は薄いらしい。

とはいえ、条件付きで効果はあると思います。
もうこれ以上、改善する余地が少ない人だと、さすがに意味がありませんけど。

身体の感覚が備わっていない初心者ほど、有効だと考えています。
初心者は走っている最中に、自分の身体がどういう動きをしているか、とても理解できません。それなのに、脚がこの位置に来たらこう動かしてとか、無理に決まってます。

歩きながらであれば、自分の身体の状態を把握しやすいので、感覚を磨くという観点では歩きながら、身体を意識するのは、間違いではないと思います。
自分の身体の状態に意識を向ける習慣をつけるためにも、やっておいても損はありません。

繰り返しますが、肉体感覚を磨くなら動きの速いランよりも、歩きの方が把握しやすいです。


そして、慣れてくると、ある程度はランの動きを取り入れることも可能になってきます。
今、フォアフットを試してみるべくフォームをいじっているのですが、フォアフットはランでのフォームなので、歩きながらやるものではないと言われたりしますが、歩きながらでも拇指球に荷重をかけた瞬間に、指先へと荷重を移すトレーニングは可能です。

ただし、条件があり、私の場合は荷物を持っているとあまりうまくいきません。
両手が自由になるリュックならそこそこ可能ですが、重くなるとやっぱりダメです。
一歩か二歩ならいいのですが、連続ではうまくいきません。
また、リュックも種類によっては、肩が動かせなくなるので、肩回りの動きを改善するには不向きです。

そんな感じで、ランの一部の動作を反復練習することは可能です。
イメージトレーニングと実走の間みたいなものです。
実際に走ってはいないけど、走る時はこういう動きになるんだというのを身体からのフィードバックを受けながらやっています。
利点は、歩きながらなら、どこでもできることと、ほとんど疲労しないことです。

とはいえ、歩きながらのフォーム改善は万能ではないので、走れない場合の補助的なものとしては、使えています。