蛙星商会

蛙星商会と命名していますが何も販売してません。走って作っての趣味ブログです。

ランニングで脱力することの難しさ

出来ている人は自然に出来るのだと思うのですが、ランニング時に脱力することの難しさを感じています。

着地の瞬間だけ力が入り、地面からの反発を受け止めて、前方に進んだかと思うと脱力するのが、理想だと思う。
ただし、これを意識してやろうとすると、ランでは1秒に3歩進み、1歩につき力を入れる・脱力するの2回切り替えが入るので、秒間6回切り替えしなくてはいけません。しかも、左右の脚を換えながらです。
そんなもん、意識して出来るものではありません。
いや、ひょっとしたら、可能な人もいるのかもしれませんが、出来ないだろうと思います。

じゃあ、どうするかというと、着地の瞬間だけ力が入るように、条件反射の神経回路を作ってやるのです。
作り方は、いたって簡単。ひたすらランを続けるだけです。
成果が出るのは、個人差があり、いつ完成するのか分かりません。
走っているうちに、ランニングエコノミーが改善するというのは、継続するうちにこの反射が身に付くことを言うのかもしれません。

昔、この神経回路を作っていた人は、もう一度作り直すもにかかる時間は短いと思いますが、そうではない人は、気長に反復し続けるしかないのだと思います。
40歳でマラソンを始めて、数年でサブスリー達成しましたという人なんかは、昔、この神経回路を作っていた人なのかもしれません。

運動時の身体のバネを使う時に、Stretch-shortening cycle という言葉が出てきます。ランニングでも使うことがあります。
こいつを使えるようになるには、まず余分な緊張をしていてはならないため、そのためにも脱力は重要です。


神経回路を作るために、練習を継続するしかないと書いたのですが、誰か上手い方法を見つけていないか、ちょっと探してみます。